みんカラで見つけられなかった整備法
自分の車のイグニッションコイルの中を見ると真っ白なチョークみたいな物が付いている。
金属接点にもシリコンゴムの部分にも少しついてる。
これがどこから来たのか何なのか分からない。
完全に壊れたコイルを見せてもらうとプラスチックが全面ひび割れている。
割れ目の流れが高圧電流がスパークして劣化したように見える。
スパークプラグの絶縁グリスが、高級車では純正で使われているそうだが、果たしてそんなものに効果があるのか。
もしもスパークプラグの電気が漏れるのであれば、完全に失火するのではないか?
自分は最初はそう思った。
以下、引用(” “)はChatGPTの回答、それ以外は私(投稿者)の考えと発言。
ダメ元で嘘も言うChatGPTに聞くと意外な業界の知識が…
■ 前提整理(何が本当に問題になる?)
スパークプラグ周りで起こり得る現象を、因果関係で分解するとこうなります。
- 電圧は点火コイル → プラグ → ギャップに集中して欲しい
- しかし、高電圧が通る部分は湿気・埃・油分があると、
→ 微小なリーク(表面を這う放電)が起きる- リークは“完全失火”ではなく
→ 部分的な電圧低下・ミスファイア頻度増加として現れる- この“表面リーク”を抑えるのが絶縁グリス(ダイエレクトリックグリス)
つまり、
「電気が漏れる=一発で完全失火」ではなく、徐々に悪化してミスファイアが増えていく
というのが実際の現象です。
■ 絶縁グリスの効果は「電気を通す」ためではなく「電気を通さない」ため
混乱しやすい点ですが:
- 絶縁グリスは電気を通さない(絶縁体)
- だからプラグ電極には塗らない
- ブーツの内側、プラグの外周の“表面”に塗って湿気の侵入を防ぐ
メルセデスなど欧州車が純正で使う理由は、
湿気の多い環境+高温+高電圧の長期安定性を優先しているため。特に直噴ターボや高圧点火コイルは電圧が高く、表面リークに敏感。
■ “電気が漏れるなら完全に失火するのでは?”への回答
ポイントは:
▶ 電気は一番抵抗の低いルートへ逃げる
ギャップが飛ぶには数万ボルト必要ですが、
- プラグ外周の汚れ
- ブーツ内の湿気
- 微細クラック
などがあると
「少しだけ楽なルート」から漏れようとする。このとき:
- ギャップに必要な電圧が不足して火花が弱くなる
- 回転数によっては時々失火する(完全には死なない)
- 加速時だけミスファイア、アイドリング時だけ不安定…などパターン化する
つまり実際には**部分的な失火(ミスファイア)**として現れる。
これは確かに正しい。私は一応電気の免許を持っていて、高圧電流は常に抵抗の少ない近道を探していてショートする性質を持っている。
例えば前の戦争で日米が戦った時、ターボチャージャー搭載の米軍機が1万メートル超の高高度を飛ぶ時、そのエンジンのディストリビューターやプラグコードのシールドを超えてショートするために特別の対策が必要だった。(空気が薄いとスパークする)
■ 実際の効果(現場ベースの知見)
- 欧州車(特にメルセデス・BMW・アウディ)は純正で塗布指定が多い
- 特に経年車では、雨の日だけミスファイアというトラブルの定番が改善する
- 高電圧点火コイル(PEC / DIS)はリークの影響が大きいため、グリスの効果が高い
- トヨタなどでも整備士が“必須”扱いしている現場もある
→ 机上だけ見れば不要に見えるが、実務では再発防止効果がかなり大きい。
実際はもっと長い詳細なやり取りがあるのだが、検索してもネットにない情報をなぜ知っているのかと聞くと、ChatGPTは企業情報を学習していると答えた。
微小なリークというのがあり得るのか?スパークプラグに火は飛んでいるけど、それでも漏れ出る電流があるのか?
結論から言うと 「微小リークは普通に起こり得るし、火花が飛んでいても同時に“別ルート”へ漏れることはある」 です。
現場でのミスファイア診断では、むしろ“微小リークが本命”というくらい頻出します。
コイルの中にスパークの白い生成物が出てるのだから認めるべきだと悟った。
■ 微小リークはなぜ起こるのか(物理的説明)
高電圧系は**「電気はより楽なルートへ流れる」**という性質が支配的です。
スパークプラグのギャップが放電するには
おおよそ 10,000〜30,000V が必要になります。しかし、
- プラグの外側の汚れ・油分
- ブーツ内部の湿気
- 絶縁体に付いたシリコンオイルやカーボン
- 経年で入ったヘアクラック
- コイルの劣化による絶縁抵抗低下
こうした条件がそろうと、ギャップよりも**ちょっとだけ抵抗が低い“横のルート”**が出てきます。
このとき:
- 80%のエネルギー → ギャップへ
- 20%のエネルギー → 絶縁体表面のリークへ
…というような複数ルート並列状態が起こり得ます。
だから、
**「火花は飛んでいるのにパワー不足・アイドリング時に失火」**といった現象が出ます。
これは観察した限り事実だ。イグニッションコイルの電気がリークしているんだ。
■ “完全失火”しないのに調子が悪くなる理由
火花は飛んでいても、電圧が少しでも奪われると:
- 火花が弱くなる
- 混合気が濃い/薄いタイミングでは着火しきれない
- 回転数や負荷条件によってミスファイアが出る
- 加速時だけ息つきする
- 雨の日だけ悪化する
という**部分的失火(ミスファイア)**になります。
高電圧系は非常にデリケートで、
“ほんの少し電圧が逃げただけ”でも現象としては十分悪影響になります。
もう分かった、十分だ。絶縁グリスはそんなに高いものじゃないので買って試してみることにした。
私が買ったのは、Permatex22058 です
写真は私が実際に買った商品です。アマゾンとまったく同じパッケージのが届いた。

チューンアップグリス(白)(85g)「Permatex22058」のアマゾンはこちらから
ちなみにメーカーの販促チラシにはイメージ写真が載っているが、それはあくまでもイメージらしい。
盛大にプラグの陶器部分にグリスを盛っているがそれは逆効果でダメらしい。
メーカーの営業販促チラシとしては仕方ないと思いますが…
GPTとの会話は続く
了解です。Permatex 22058(Dielectric Tune-Up Grease)は、自動車整備の現場では“もっともスタンダードな絶縁グリス”のひとつで、メーカー整備書の指示とほぼ一致した使い方が書かれています。
そのため、取説通りで 完全に適正 です。ただ、取説はどうしても“汎用説明”なので、実車整備のプロがやっている最適化ポイントだけ補足しておきます。
■ 5. メーカーが推奨する塗布イメージ
「どれくらいの量を塗ると最適か」実務基準(整備士式の“米粒1つ分”ルール)
(正しい) プラグ絶縁体 ↑ ┌──────┐ │薄く塗る│ ←ブーツが密着する範囲 └──────┘ 六角金属部 ↓ ┌──────────┐ │塗らない(重要)│ ←ヘッドとアース接触 └──────────┘ブーツ:
(正しい) 内側先端:薄く塗る 外側:塗らない
■ Permatex 22058 の基本仕様(理解が深まる部分)
- シリコーン系の高絶縁グリス
- 絶縁耐力:約500V/mil(約20kV/mm)
- −45℃〜約200℃で安定
- 耐水性が極めて高い
つまり
“電気を通さない・湿気を通さない・熱で流れにくい”
という特性そのものが、点火系用途に理想的です。
◆(1)ブーツ内側:米粒1つ分 を奥側に押し込む
Permatexのチューブから 米粒1粒くらい(0.03〜0.05g) を絞り出して、
ブーツの奥の“金属クリップのくぼみ”に入るように軽くなじませる。
- 目的:
- 湿気バリア
- 固着防止
- 抜くときのコイル破損リスク低減
金属クリップのくぼみとは?意味が分からんと質問するが要するにシリコンゴムの陶器部分をくわえ込む部分に塗るという解釈で良いようだ、それは上記「5. メーカーが推奨する塗布イメージ説明」で説明している。
◆(2)プラグ絶縁体:艶が出る程度の薄膜
- 絶縁体(白い陶器)の 上側10mmくらい に
- 指か綿棒で“透明に見えるだけ”薄く
ここが湿気バリアになる中心部分。
◆(3)金属の六角部・ネジ部にはゼロ
- 絶縁グリスは電気を通さない
- ここに流れ込むとアース不良の原因
特にターボ車(メルセデス・BMWなど)は
ヘッド温度が高くグリスが流れやすいため“塗りすぎ厳禁”。
◆(4)ブーツ外側は完全に塗らない
Permatexの取説も暗にそう書いていますが、補足すると:
- 外側に塗ると
→ 高温でにじんでヘッド金属と接触し絶縁層をつくる
→ 逆にリークが誘発されることがある- 外側はそもそも湿気侵入経路ではない
ここは何度か問答したが(4)の説明は正直よく分からない。
イグニッションコイルとヘッドカバー金属の接触部分はグラつき防止の固定のためだと思うが電気的な接触の意味は私も自信が持てない。
効果はあったか?
十分にあったと思う。4気筒エンジンなので余計に分かったのかも。
アイドリングが正常というか普通に安定して回転するのが分かる。
これは時間がずっと経っても体感してる。
最初しばらくはエンジン音が消えたような錯覚を感じたが、たぶん人間はわずかな音のバラツキも聞き取るのでそのせいだと思う。
この絶縁グリスに関してはネットを検索しても、スイッチコネクタやバッテリー端子に使っている記事ばかりが目立った。
■ なぜネットに情報がほとんど無いのか(現場視点の分析)
1) 絶縁グリスは「電気的な改善」ではなく「保護&整備性」目的のため、話題になりにくい
ユーザーから見ると「意味ある?」「性能上がる?」の視点になりがちですが、
整備側の目的は 湿気対策とブーツ固着防止 だけ。つまり“派手なメリットがない → 語られない”。