今さらですが、日本のカップ麺にはいつも感心してしまいます。
麺の食感、スープの味、「お湯を注いで3分間」のインスタント食品に「ここまでの再現性をもたせるとは!!」と、驚いてしまいます。
私の中で一番好きなメーカーは企画がおもしろくて味も良い「マルチャン」。日清はトップブランドとして、全てにおいて「トップ」のイメージがあるのですが、なんとなく保守的な商品が多い印象があるため二番目。
「エースコック」は「スーパーカップ」のイメージが強いため、「質より量」が優先で、味も良いけど「また食べたくなるラーメン」ではありませんでした。(私の中では)
そんなエースコックから出ている「飲み干す一杯」シリーズから「坦々麺」を食べてみました。
「飲み干したくなる」とは本当なのか?まさか、飲み干せるように辛さを手加減したのではないか!?もしそうだとしたら坦々麺好きにはガッカリです!などと、食べる前からいろんな予測をたてながら・・・実食。
辛いです。思ったよりしっかり辛いです。スープの熱さに、熱いのか辛いのかよくわからない、でもおいしい。
坦々麺独特の「熱い辛いうまい」の三位一体を堪能できます。
「飲み干したくなる」スープのお味は?というと、練りゴマのコクがあり、辛さとともにうまみを感じておいしいです。しかしけっこう辛いので「これは飲み干せないかも」と思っていたのですが、麺を食べ終わったあと、ついついスープを口に運んでしまうため、たしかに「飲み干す」一杯でした。
エースコックのサイトを見てみるとCM動画があり、パリス・ヒルトン似(?錯覚?)の金髪女性が悩ましく歌っています。私だけかもしれませんが、CMモデルがパリス似のところがツボです。
(飲み干して~♪のCMはこちら→https://www.acecook.co.jp/brand/nomihosu.html)
CMだけでなくサイトには「おなかが減るラーメン動画」というのもあり、マーケティング部の女性2人が商品の説明と実食をおこなっています。私個人的にはこの動画は男性が食べている姿のほうが見たい気がします。(女性だとどうしてもこじんまりと食べてしまうので)食後のカラになったカップが「おいしかった!ごちそうさま」を感じさせます。
この他に「渾身の飲み干す一杯」というのもあり、ネーミングからしてさらに上のグレードを予想させるため食べてみたくなります。
あと、エースコックには「ガッシリ3Dめん」というのもあり、「え?麺はもともと3D(立体)なんじゃ・・・?」と思ったりもしましたが、しかしそこまで言うなら食べ比べてみようかな、と思ってしまいました。
気がついたらラーメン一杯ですっかりエースコックのマーケティングにハマってしまっているようですが、十分おいしいインスタントラーメンも、ただただおいしいだけを追求するだけでないのだということを実感しました。
投稿者:umd-sato